ホリスティックケアエッセー

2013-02-04 12:00:00

節分を過ぎて、旧暦では新しい年が始まりました。
お正月には初春を寿ぎ、とご挨拶をしますが、実際はまだまだ寒い日が続きます。

インフルエンザやノロウィルスも猛威をふるっていますが、意外にも寒い時期に気を付けなければいけないのがぎっくり腰などの関節や、筋肉のケガです。なかには、ふとした拍子に古傷が痛みだした、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

辛く長引く痛みにつながるケガは、ちょっとした身体の使い方で避けられることがあります。

それはしっかりと動作をする方向へ身体全体を向けること

ケガというのは思いがけない拍子に起こるものですが、多くが「ひねる」「ねじる」「伸ばす」などの動作が原因になっています。その原因の多くは、目線と身体の方向が一致していないせい。

狭い空間のものを拾おうとして腕を伸ばす
立ち上がった後に忘れ物を急いで拾おうとして腰をひねる
ベランダに出した靴に片足をだけのせて選択物を取り込む

そんな不安定な姿勢と、目線の先とはちぐはぐになった身体の軸が、無理な動作を生んでしまいます。
寒くなってくると、身体の柔軟性も失われてきますので、くれぐれも横着は禁物です